◆タマの世界征服 ◆22.家族について、タマ考える。。。◆

22.家族について、タマ考える。。。

タマの世界征服

	22.家族について、タマ考える。。。
	父さんの父さんはお爺さん。母さんの母さんはお婆さん。お母さんのいとこは…？？などと考えていたタマはわからなくなった。「とにかく、レオンは家族が多いんだね…」「家族がほしいの？」シロちゃんが聞いた。「う～ん。何だか血のつながりのある猫が多いと楽しそうだにゃ。」「タマちゃん、猫に血のつながりはよくわからないわよ。」難しい事を考えるタマに『どうでもいいじゃない』と思っていた。「タマちゃんには…」「.タエちゃんがいるって言うんでしょ。でもタエちゃんは人間なんだよ。」「私も同じで、小太郎とママとパパは人間だけど…でも美味しいお魚だってくれるし、ちゃんと守ってくれるし。たまに小太郎はうるさいけど、寂しくないわよ。」「う～ん。僕は猫の家族が欲しいんだ。なぜだかわからないけど。」シロちゃんは思った。タマは、過去の苦い経験からどうしても安心しきれないのかなと。そう考えながら帰っていった。コタツ布団のはしにハコ座りすると、ふとタマは思った。怪人コネロクはどう考えているのだろうと…